ゆにっき

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【国際】第二回 ベトナムボランティア

こんにちは!!

文学部英米文学科二年の藤田です。
今回は僕は初めてだったのですが、uni.としては二度目となるベトナムの海外ボランティアに行ってきました。

期間は2/16~2/22のおよそ1週間で、uni.のメンバー5人で活動を行いました。
ところで海外ボランティアは具体的に何をするのか気になりますよね?
全く何も知らなかった当時の僕のイメージとしてはテレビでよく目にする軍手をはめて木を植える作業でした。安易なイメージですね...
しかしいざ現地に行ってみたら予想と違う新しい体験が待っていました。
さて、現地で今回行った活動は主に3つです。

1.日本語学校で生徒に日本語を教える

2.保育園での活動

3.孤児院での活動

となります。

まず日本語学校での活動について。

現地の方が日本語を勉強するのを手助けしました。年齢層は高校生から年配の方までととても幅広いものでした。中でも一番驚いたのが、語学の勉強に対する貪欲さです。勉強をしている時間は日本語を学ぶことに対する意欲が物凄く感じられて圧倒された時もありました。ここで先生をされているのはアンさんという方です。日本に留学されていたこともあり、とにかく日本語がペラペラ。アンさんには現地でのボランティア活動の紹介やホテルの手配など本当に親切にしていただきました。教科書の難易度は人それぞれで、まずは会話ができるようになりたいという人から日本語検定一級を取得したいという人までいました。日本語検定一級の勉強をしている方の手助けをしている時は正直ヒヤヒヤしました。ベトナム語が話せるわけではないので、難しい日本語の問題をできるだけ簡単な日本語で説明するという自分にとっても難易度の高いことをやっていたなと今思います。最終日にも夕方ごろに日本語学校へ行きました。一緒に問題を進めていたら不意に、今日日本に戻ってしまうのですか?と聞かれ、はい。できればまだいたいのですが。と答えるとおもむろにノートを取り出して、英語でI'll never forget you.と書いてこれを日本語でなんと言いますか?と言われてもう涙目になるというそんな日もありました。





次は孤児院での活動。

ホテルからタクシーで30分ほどの所にお寺があり、そこに孤児院が併設されている形でした。初めてお寺の外観を目にした時はあまりにも眩しすぎてこれがお寺?と。中に入ってみると予想していたものと全く違い大きな衝撃を受けました。まず孤児の多さに愕然としました。こんなにも生まれたばかりの赤ちゃんが部屋に並べられているのかと。さらに水頭症という病気をもって生まれてくる子供たちを見て悲しくなりました。いつの世もどこでもハンディキャップを持って生まれてくる子供は大勢いるのは知っていましたが、ベトナムに関してはまた違う事情がありました。世界史で勉強する通りなのですが、ベトナム戦争というものです。この戦争はほんの40年程度前のことで、ベトナム本国自体が南北に分かれて争い多くの尊い命が奪われてしまったとても悲しい出来事です。冷戦を背景とした代理戦争でもあり多くの国が関与していました。アメリカ軍はゲリラ戦に悩まされて枯葉剤を空中から散布することにより森をなくして戦いを有利に進めようとしました。しかし森をなくすだけではなく人体に遺伝的影響を及ぼすことになってしまいました。枯葉剤で被爆した兵士や人が子供を授かるとその影響で子供は様々な困難を抱えることになります。それが今現在も続いているのです。生まれてきた子供を見て育児を放棄してしまうという悲しい事実があります。色々なことを考えさせられました。歩けずにベッドの上に寝たきりの子供もいたり、目が見えない子供もいたり、暴れてしまうため足を柱に縛られている子供、他にもたくさんの子供がいました。寝たきりの子供を椅子に座らせてご飯を食べさせてあげたり、掃除、料理の手伝いなどをさせていただきました。作業をしながらも自分にはどうしようもないという無力感を目の前に突きつけられ、時には涙をこらえた時もありました。また、一方では物凄く助けられた時もありました。ご飯を別の場所でも食べる子がいて、連れて行くことになったのですが、その子は目が見えないというハンディを抱えていました。そこであたふたしていたら他の子供が指を指して場所を教えてくれてそこへ行くとさらに別の子供が来て長い距離を歩いてやっと正しい場所にたどり着くことが出来ました。ボランティアで感謝を求めてはいけないという気持ちはあるのですが、その時子供たちが協力をしてくれて、感謝の念を感じ取り、自分の気持ちが少しでも伝わっていたことがとても嬉しいものでした。今回は3回ほど孤児院に訪れたのですが、初日はずっと心が沈んでいました。ところが回数を重ねると見えてくるものがあり、この子供も一生懸命生きているんだとひしひしと伝わるようになりました。戦争の酷さや自分の無力さを身近で感じるとともに子供達の生きていこうという強さも感じました。









最後に保育園。

保育園は孤児院で活動をした日の午後に訪れました。ベトナムではつい先日までお正月だったのでお年玉を用意して子供たちにあげました。お年玉をあげるや否や小さな子供たちが集まり踊ってくれました。中には恥ずかしがって後ろに隠れている子もいました。予定では歌を歌ったりけん玉をしたりと考えていたのですが、メンバーに男が多いというのもあり、室内で子供を高い高いしたり一緒に走り回ったり、じゃれ合ったり、手品を披露したりしていたらあっという間に終わってしました。僕は汗だくになり脱水症並みに体が疲弊していたので一旦水を買いに外に出ることもありました.....
孤児院の後ということもあったのですが子供達から元気を与えられました。



以上3つが主な活動となります。

滞在中は毎日がボランティアというわけではなく、メコン川ツアーに行ったり、その日の活動が終わったら夕飯をメンバー全員で食べに行ったり、お土産も買ったりしました。いまさらメンバーについてなのですが、現地に他の大学からいらした学生も2名おり、その方たちとも共に行動しました。驚いたことにその方はどちらも一人で日本から訪れていました。その行動力には見習わないといけない所があると思いました。

僕は2年の後期入部でいきなり今回ベトナムに行ったのですが、本当に色々な衝撃を受けました。バイクの量が日本とは違っていました。



バイクの帰宅ラッシュで混雑しすぎて、バスが無理やり通り僕たちの乗っていたタクシーの横をガリガリっ!とこすって行ったのですが、運転手は窓を開けて傷を確認するだけであったり、やたら運転中にガムをくちゃくちゃ噛んでいて、おもむろに窓を開けて指でガムをポーンッ!!!!と投げたりタクシーにも個性がある国って素晴らしいなと。ちなみにタクシーは初乗りで五十円程度でした。
また物価が非常に安いため生活がとてもしやすかったです。ミネラルウォーターが大体20円で買えます。屋台に行っても一人150円~300円程度くらいで済んでしまいます。日本と同じ値段を出すととびきり美味しいものが出てきたりもしました。




最後になりますが、uni.のメンバーにもとても感謝をしています。突然入部したにも関わらず受け入れてくれているなと強く感じます。そういった雰囲気がuni.の良いところの一つだと思いました。これを読んでいただいている新一年生も是非入ってみて感じてほしいと思います。ボランティアを通して自分の中で葛藤が起きたり、仲間と通じ合えたり、衝撃を受けたりたくさんの経験を得ることができます。そして最後にこの記事を書く機会を与えてくれたメンバー全員とベトナムボランティアを誘ってくれた親友でもある竹井優太くんに感謝の意をここに表したいとおもいます。
本当にありがとうございました。
<文学部国際チーム2年 藤田能弘>
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